喫煙習慣は単なる嗜好によるものではありません。ニコチンなどの作用による一種の薬物依存なのです。タバコを吸うことによって脳や身体への快感による身体的依存が生じたり、気分がスッキリするといった心理的依存が生じたりするため、なかなかやめることができません。
タバコをやめられないのは、意思が弱いからだけでなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。当院の禁煙外来では、呼気一酸化炭素検査などを行い、禁煙につながる様々なアドバイスを致します。さらに、禁煙補助薬を使用することで禁煙の成功率が高まります。
禁煙治療は、健康保険が適用されており、患者様の負担も軽くなりました。但し、健康保険を使って治療するには一定の要件があり、1回目の診察で医師が確認することになっています。なお、保険診療の要件を満たさない場合でも、自由診療で禁煙治療を受けることができますのでまずはご相談ください。
標準的な禁煙治療では、12週間にわたり合計5回の診察を行います。
生活習慣を改善することも重要です。肥満の方は、減量のために適度な運動を心がけ、食事も腹八分目に抑えるようにして下さい。飲酒も、筋肉を弛緩させて気道の閉塞をさらに悪化させる可能性があります。特に、寝る直前にお酒を飲むことは控えましょう。この他、睡眠薬のなかには筋弛緩作用を有するタイプのものがありますので、主治医に確認してから服用するようにして下さい。
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14:30~17:00 | ― | ― | ― |
▲土曜日*9:00~14:00
休診日:水曜・日曜・祝日
受付は30分前までですが、込み具合により変わる可能性があるので、お電話でご確認ください。